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他のじゃ、ヒかれるもんなぁ、多分。w
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司馬遼史観と俗にいう、「明治は偉かった、大正昭和と劣化して戦前は最低」と言う考え方があり、私自身もこの間までそう思ってました。

ノモンハンが典型的で、硬直化した陸軍がアホなことやって戦力の逐次投入した挙句ボロ負けした、それを教訓としなかったのがその後の大東亜戦争の敗因だと。
司馬遼太郎自身が参戦し現地を知っていたからこそ説得力があると言われていたこの話。最近怪しくなってきたようです。
あまり当てにならないWikipediaの記事でも、「引き分けと見てよいとの意見もある」と言う記事があるくらいで、ボロ負けしたわけでもなく、日ソ互角の戦いだったと考えてよいのではないかと思います。
この記事だけを見ても、航空機と戦車の損耗率では圧倒的にソ連側が高いので、日本有利と言う解釈もできるのではないかともいえます。
特に人員にして10倍の敵を相手にして1歩も引かなかったというのは、乱暴にランチェスター流に考えると戦力差100倍にあたる訳で、そう考えると「関東軍は諸悪の根源で無能なタコ」説には疑問が起きます。

そうは言っても、統帥権を盾にとって軍が暴走し、シビリアンコントロールを効かせられなかったこと、コントロールすべき政治そのものが党利党略に走って迷走し、最終的には大政翼賛会に集約しなければならない状態になったことなど、確かに拙いところはありました。
が、当時の他の国を見てもどこも似たようなもので、国民一致団結してびしびしシビリアンコントロールしてきっちり戦争していた国なんてありません。
大体、明治時代に維新の元勲がご意見番として天皇陛下を直接補佐する体制を作ってしまったが故に、その明治の元勲がいなくなった途端、残った体制の弊害が出てきた訳で、「明治の人たちが偉かった」からこその問題なんですけどねぇ。^^;

別記事に書きますが、私は戦前戦中戦後を直接経験した祖父から、戦前も戦後も何も変わっていないことを良く聞かされていました。
日教組教育にどっぷり浸かっていたガキの頃は「そんなことはないだろう」と思っていましたが、成長して色々な本を読み、実社会に出てみると、「成る程、祖父のいう通り、別に何も変わってないじゃないか」と思えるようになりました。
戦前、最も国民を戦争に煽ったのが朝日新聞で、戦後最も政府を叩いたのも朝日新聞です。一見、立場が逆転しているように見えますが、実は「自分をエリートと思っているマスコミが、上から目線で国民を自分たちの思う通りにコントロールしようとして自爆する」という構造は全く同じです。
所詮、赤新聞の癖に何思い上がってるんだろう。(笑)

今度こそはマスコミの自爆に巻き込まれたくないものだと考えています。
投票権(参政権)は大事なものですよね。子供の未来を考えて1票を投じたいものです。

では、また。
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コメント
シラケ世代
こんばんは。先日は拙ブログへのコメントを有難うございました。

 私自身もシラケ世代、小中高と公立だったのですが、東北の地方都市ということもあるのか、あまり日教組式洗脳教育は受けなかったです。小学校時代には日本の近代を称賛する担任教師もいたし、中学の歴史教師はイギリスの帝国主義をかなり批判していましたね。これには助かりました。
 拙ブログに以前コメントされた方も、公立の小中高時代は日教組の影響の強いところだったのか、教室に赤旗を持ち込んだり、成田闘争に参加したと授業で自慢していた教師もいたとか。地方によって違うのでしょうか?

 仰るとおり、新聞が世論を形成、国民を煽る構図は今も変わっていない。元からあまりTVは見ない方でしたが、最近の国営放送のニュースは本当に不快です。ブンヤなど私はペンを持った男娼だと思っています。金次第でどんなことも書くから。
【2009/08/07 22:24】 NAME[mugi] WEBLINK[URL] EDIT[]
ありがとうございます
mugiさん

こちらにもコメントしてくださってありがとうございます。^^;

私も田舎ゆえ、小中まではそれほどでもなかったのですが、やはりその中にも「日本は悪かった日本は悪かった」の洗脳がしっかり組み込まれていた感があります。
実際には夫々の恩師は素晴らしい人たちばかりで、全身全霊をかけて生徒達を良い方向へ送り出してやろうとされていた方々ばかりでした。
その方向を日教組が歪めていた訳ですが。^^;

中学の恩師で、かなり熱血な先生がいらっしゃって、私もビンタ食らったことがあったのですが、先生の熱情が感じられたのでビンタ食らった自分を恥じました。
その先生が数年後、暴力教師の汚名を被せられて石もて追われたなどと言う状況を聞き嘆息したものです。

一番酷かったのは大学でしたね。地元では一応名の通った国立大学だったのですが、なにしろマル経の根城でして、今考えると大学全体真っ赤っ赤でした。^^;
その辺までは、左寄りノンポリという、当時ではある意味スタンダードな立ち位置だったのですが、左派セクトが占拠していた学生会館を警察入れて追い出した後、一般学生に公開された後に、最後っ屁で内ゲバがあり、偶々そこに居合わせたので、ゲバ食らった学生が血みどろで運び出されるのを見て、「こりゃ、駄目だ」と思いました。
更に民青の連中が声をかけてきた時も、「親の脛齧って大学行きながら、こいつら何やってんだ?」と言う思いの方が強くなってしまいました。
思えばその辺りから、戦後体制に対する疑念が生じていたのかもしれませんね。^^;

ああ、自分語りばかりで済みません。^^;

ペンを持った男娼:
言い得て妙と感心しました。(笑)ありがとうございます。
ただ、この男娼どもは自分たちは正義であると根拠なく思い込んでいるところが困ってしまうのですよね。
衆愚を導くつもりでいるのでしょうが、自分たちがその衆愚よりも愚かである事に気が付いていない、もしくは気が付いていない振りをしている。そこが最大の問題だと思います。
保護されまくっている特権剥ぎ取られて世間の荒波受けてみろってんだ。

済みません、興奮しすぎました。^^:

まだまだへたれな拙ブログですが、これからもよろしくお願いします。
【2009/08/08 17:40】 NAME[むjかしあにまる] WEBLINK[] EDIT[]


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